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常在型能力とトリガー能力の話 第三回

無題


前回の続き
更新が遅くなり申し訳ありませんでしたぁぁぁ
私情が立て込んでいたのですね。いやはやー。




閑話休題。

ではさっそく今回のルールのポイントについて


・効果は全てターンを進行しているプレイヤーから優先的に処理する。


さてさてこれも重要なルールの一つになります。
そもそもこのルールは「同時に起こる双方のプレイヤーのカードの効果の処理順を明確にする」ものであり、どのTCGにもあるルールかなーと思われます。
MtG遊戯王では「優先権」という名前でこのことが明確に記述されていますね。

具体的にどのようなルールなのか、といいますと、その名の通り
同じタイミングで発動した効果はターンを進行しているプレイヤーから処理する、といったものです。


これだけだと少し分かりにくいですね。
具体例を挙げてみましょう。


dmx12b-104.jpgdmx12b-086.jpg

例えば相手のバトルゾーンに《雷鳴の守護者ミスト・リエス》がバトルゾーンにいるとします。
この状態で自分のターンに《青銅の鎧》を召喚しました。
この時、《雷鳴の守護者ミスト・リエス》のドロー効果と《青銅の鎧》のマナブースト効果は同時に発動していることになりますが、どちらが先に発動するのでしょうか。

これを解決するのが今回のルールになります。

効果は全てターンを進行しているプレイヤーから処理される。
この場合ですと、《雷鳴の守護者ミスト・リエス》と《青銅の鎧》の効果はどちらもトリガー能力ですので同じタイミングの効果ですが、ターンを進行しているプレイヤー(MtGなどではアクティブ・プレイヤーといいます。)は青銅を出したプレイヤーですので先に《青銅の鎧》効果でマナブーストした後、相手が《雷鳴の守護者ミスト・リエス》の効果でドローをする。といった処理順になります。

しかし、これだけでは特にどちらが先に行ってもルールに支障が出ないような感じがしますね。
では次のような例で考えて見ましょう。


dmx05-v01a.jpgdmr07-s05.jpg


相手の場に《レッド・ABYTHEN・カイザー》がいる状態でこちらのターンに《偽りの王 ヴィルヘルム》をバトルゾーンに出し、
一つ目の効果を選択し破壊しました。
このとき
《レッド・ABYTHEN・カイザー》の「■相手がこのクリーチャーを選ぶ時、相手のマナゾーンにあるカードをすべて持ち主の墓地に置く。」という効果と
《偽りの王 ヴィルヘルム》の「■相手のカードがどこからでも墓地に置かれた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。」という効果はどちらが先に処理されるでしょうか。

これは自分のターンに《偽りの王 ヴィルヘルム》を出すか、《ホーガン・ブラスター》などで相手のターン中に《偽りの王 ヴィルヘルム》を出すかで処理順が変わってくるのです。


まず自分のターンに《偽りの王 ヴィルヘルム》を出す場合を考えます。
《偽りの王 ヴィルヘルム》の効果で《レッド・ABYTHEN・カイザー》を選んだ時点で
《レッド・ABYTHEN・カイザー》の「■相手がこのクリーチャーを選ぶ時、相手のマナゾーンにあるカードをすべて持ち主の墓地に置く。」という効果と
《偽りの王 ヴィルヘルム》の「■相手のカードがどこからでも墓地に置かれた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。」という効果が発生します。
この場合《偽りの王 ヴィルヘルム》側がターンを進行しているプレイヤーなので
先に《偽りの王 ヴィルヘルム》の効果でマナブーストした後(任意なのでしなくてもよい)、ターンを進行していないプレイヤーの
《レッド・ABYTHEN・カイザー》の効果でマナゾーンを全て墓地におく
、という処理になります。

dmx12a-017.jpg

では次に《ホーガン・ブラスター》などなんらかの方法で相手のターン中に自分の《偽りの王 ヴィルヘルム》がバトルゾーンに出た場合です。
この場合、《レッド・ABYTHEN・カイザー》側のプレイヤーがターンを進行しているプレイヤーですので
先に相手のマナゾーンから全てのカードを墓地に置いた後、
こちらの《偽りの王 ヴィルヘルム》の効果でマナブーストをする
、といった処理になります。


どうでしょうか。この場合ですと後者の場合だと、《偽りの王 ヴィルヘルム》の効果で相手の《レッド・ABYTHEN・カイザー》を破壊し、マナを墓地に置けたと仮定すると2マナも差がつくのです。
これは勝敗に大きく関わりますね。



dmx12a-006.jpgdmr08s-005.jpgdmx09-032.jpg

最近多くのCS/DRでも結果を残しているメルゲループと対戦していく上でよくあありそうな事例がこちら。

メルゲループの詳しい解説などはガジラビュートさんのこちら

dmr07-030.jpg


相手の場に《早撃人形マグナム》がいてこちらのバトルゾーンには《アクア・メルゲ》がいます。
この状態で自分の墓地にクリーチャーが6体以上いるので《盗掘人形モールス》をG0で召喚しました。
この時相手の《早撃人形マグナム》破壊効果と自分の《アクア・メルゲ》手札交換効果《盗掘人形モールス》の墓地回収効果が発生しています。
この場合だとターンを進行しているプレイヤーの《アクア・メルゲ》手札交換効果《盗掘人形モールス》の墓地回収効果が処理し終わるまでは《早撃人形マグナム》の破壊効果は処理できません。

このメルゲループがループに入るときは必ず墓地か手札に《疾封怒闘 キューブリック》があるはずですのでそれを踏まえて以下の処理をしてみます。

まず《アクア・メルゲ》の効果を処理し自分の手札の《疾封怒闘 キューブリック》を捨て、1ドローします。このとき《疾封怒闘 キューブリック》の効果が更にストックされたことになります。→次に《盗掘人形モールス》の効果で今墓地に落とした《疾封怒闘 キューブリック》を回収します。
→最後に《疾封怒闘 キューブリック》の効果で自分のバトルゾーンの《盗掘人形モールス》を手札に戻します。→以下上述2つをループ

このような処理をした時、この次に相手のバトルゾーンの《早撃ち人形マグナム》の効果がG0で召喚した《盗掘人形モールス》を破壊することになりますが既に《疾封怒闘 キューブリック》の効果で《盗掘人形モールス》の効果で既に《盗掘人形モールス》はバトルゾーンにいません。
よって《早撃人形マグナム》の効果は対象がいないため不発となります。
これが《早撃人形マグナム》の効果が先に処理できるとこのループをとめれるのですが、いかんせんそのような処理はできませんのであしからず。


次回は今回の応用として
・常在型能力は効果を発揮しているカードが場にいる間のみ効果が及ぼされ、トリガー能力は効果を発揮したカードが場を離れても効果は継続する。
の前に
今回のルールと前回の常在型能力、トリガー能力が同時に発生している場合
について考えてみたいと思います。

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