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同人スリーブを振り返って

昨今、頒布サークルも増え使用者も多いであろう同人スリーブ。
今回はそんなスリーブがどのような変遷を経て今に至るかを少々考察。


興味があればこっちも読んでおくといいかも
TCGサプライにおけるモラルの在り方





と、その前に同人スリーブの定義から

同人、と言われてピンとこない人は
とりあえずブシロードだとかブロッッコリー製なんかでなく
主にコミケ等同人即売会で頒布され、メロンブックス、とらのあな等の大手同人委託店の店頭で見られるスリーブと考えてください。
ここでは企業が制作したスリーブではなく、個人、そのほか複数の人員で構成されるサークルが制作したスリーブを同人スリーブと呼称します。

もちろんのこと今回の記事につきましては僕個人のコミケ参加者及びスリーブ購入者の目を通して書いていくつもりです。
一切の他意はないことはご理解ください。細心の注意を払っていますがあくまで僕の見知してる範疇でありますのでところどころ抜けだったりした部分が見られるかもしれません。
また、性質上、東方関連の話題が多くなることも付け加えておきます。




さて同人スリーブの黎明期から話をしていきましょう。
最初に同人スリーブを頒布したのはM.I.Wになるのでしょうか。
今や全国大会までも開催されている東方TCG「Phantom Magic Vision(通称VISION)」の公式スリーブとして第6回博麗神社例大祭(2009年3月8日)に3種頒布しています。
次いでAT Project からはコミックマーケット(以下C)74(2009年8月15日)で同サークル制作東方TCG「夢幻 -Spell of Mirage- (通称夢幻)」の公式スリーブとして4種発表しています。

ここまではご覧のとおり東方TCG頒布サークルがスリーブを頒布しているわけですね。

さて月日も経ち、あゆ屋からは例大祭SP(2010年9月19日)に、逸遊団から東方紅楼夢(2010年10月11日)で、PROJECT AD からはC79(2010年12月30日 )でそれぞれスリーブを頒布開始しています。
PROJECT ADは東方TCG「MYSTARS」を頒布、あゆ屋も非電源カードゲームを多数頒布していましたが、逸遊団はグッズ専門のサークルで最初の同人スリーブ頒布、ということになりますね。


余談にはなりますが、この年「Lycee」「ファンタズマゴリア(当時は開発段階ですが)」で有名なSILVER BLITZから「東方銀符律」が発表されたと同時にスリーブも頒布されました。
企業での東方のスリーブというのは古参となるサーファーズパラダイス(東方波天宮)東方雅華乱舞」、AXiA東方混沌符」に次いでの東方キャラクタースリーブとなり、商業での東方TCGとしても現在も勢力を伸ばしています。
同社はパックに低確率で封入されている「当たり券」を送ることでプロモカードと非売品のスリーブを景品として入手できるシステムを「Lycee」から流用しました。非売品ということもあり人気のキャラクターのスリーブは現在でも高値で取引されています。


さて話をもどしまして
C80(2011年08月14日)では東方グッズ専門サークル東幻郷が東方スリーブを、WNBではFateスリーブが頒布されています。
WNBのスリーブはサークル代表の1人である館川まこ氏がイラストを手がけており、従来のイラストは外注主体であったことや東方スリーブがほとんどだったことを鑑みると少し特異な印象を受けますね。






このように同人スリーブ黎明期となる2011年までは比較的少数のサークルしかスリーブを頒布していません。

というのもスリーブを頒布するのにかかる費用は基本的な同人誌、同人グッズなどよりも高額であることが考えられます。
普通スリーブを4色以上で刷りますと大体相場は印刷会社にもよりますが30万弱程からになります。
同ロットでのトートバッグやマグカップなどと比べると5倍から7倍程度の費用になるわけですね。
また当然のことながらイラストを外注する場合にはその稿料もありますし、イベントに出展する場合は出展費用、交通費等当然のことながらかかります。(これは何を頒布するにしても必要経費ですが)

基本的には赤字となるものと考えて相違ありませんが、少しでも赤字を小さくするためには1つ1つのスリーブの原価を安くするほかありませんので1度に注文するロット数を大きくしていかなければなりません。
ただし、ロットを大きくした場合はもちろんその数捌売りきらなければいけません。

と、このようにスリーブを作る側としてはかなり厳しい状況になります。


対して参加者として見ますと
当時はコミケでも島として扱われて結構まばらだったわけですし
東方に関してだけ言いますとまだまだスリーブが少なく好みのキャラのスリーブがないこともしばしばです。
次のイベントでは自分の好きなキャラがスリーブとして出てこないかなーと期待した人も少なくなかったのではないのでしょうか。
TCGを頒布してるサークルだけでなくグッズを頒布してるサークルからもスリーブが頒布され始めたこの頃、目新しい同人グッズとして注目され始めたのがこの黎明期のスリーブの立ち位置であると個人的に考えます。


では、仮に去年から今年にかけ規模がかなり大きくなった同人スリーブ界隈を全盛期とするならば
どのような経緯を経てここまで至ったのか、そのような変遷を次回にまとめたいと思います。




次回⇒同人スリーブを振り返って②



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